ここでは、郊外型のゴルフ練習場の需要予測の具体的な手法をご紹介いたします。
ゴルフ練習場の需要予測では最終的にその地域で成立可能な打席数を推計します。興味のある方はご覧ください。


(1)誘致圏内の総活動量の推計
(2)誘致圏内における需要打席総数の算定
(3)重相関分析による予測モデル式の作成と計画オートキャンプ場の利用者数の予測

(1)誘致圏内の総活動量の推計


ゴルフ練習場の誘致圏は都心型で3km、郊外型で5km圏域といわれている。今回は郊外型の立地を前提に誘致圏を5km圏とする。
誘致圏内のゴルフ練習場の総活動量の推計は以下のような手順で行う。


1) 誘致圏を設定する。
2) 誘致圏内の人口を算定する。
3) 誘致圏内の中核都市の性別・年齢別人口構成比から誘致圏内の人口を性別・年代別に配分する。この際、行動の特殊性を考慮し、10代は15歳以上を対象とする。そのため、性別・年代別人口の合計は総人口にはならない。
4) 「レジャー白書」の性別・年齢別のゴルフ練習場への参加率を3)で算定した性別・年齢別人口に乗じて、誘致圏内のゴルフ練習場への参加人口を算定する。
5) 「レジャー白書」の年間平均活動回数を4)で算定した参加人口に乗じると誘致圏内のゴルフ練習場の総活動量になる。
 



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(2)誘致圏内における需要打席総数の算定
一般的に、ゴルフ練習場の年間稼動日数は300日、1打席の1日当り平均回転数は3回転程度といわれており、これを元に誘致圏内におけるゴルフ練習場の需要打席総数を算定すると以下のようになる。

171,325÷(300日×3回/打席)=190打席
 


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(3)誘致圏内における成立可能打席数の算定

(2)で算定した誘致圏内におけるゴルフ練習場の需要打席総数から周辺の競合施設の競合打席数を控除したものが誘致圏内における成立可能打席数となる。
競合施設の競合打席数は各施設の誘致圏が計画施設と同様に5km圏域とみて、計画施設の誘致圏と競合各施設の誘致圏の重なる割合(競合比)を各施設の打席数に乗じて算定した。
以下のような算定結果、周辺競合施設の競合量は40打席と算定されるため、誘致圏内における成立可能打席数は150打席となる。


190打席-40打席=150打席

 






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